先日、イギリス映画のグリーンフィンガー(ミニシアター系)を観ました。
お花いっぱいのガーデニングの映画かと思いきや 主人公の囚人コリンが、移送された(高い塀も有刺鉄線も監視カメラもない進歩的な刑務所)エッジフィールドで更生カリキュラムの一環としてガーデニングを始めるというもの。
彼はそこでグリーンフィンガー(天才庭師)として園芸の魅力に取り憑かれ、仲間と共に由緒あるフラワーショーでの受賞をめざすのですが、いかつい囚人達と花々という対比もさることながら、それを支える人々の包容力には、「ガーデニングの国イギリス」の懐の深さを痛感させられます。ラストシーンも小気味よく、これが実話というので なお驚きです。
地味ですがガーデニングの本質を理解することが出来るとても良質な映画。機会があったら是非観てみて下さい(ビデオにもなっています)。
写真は児童書として有名なモーリス・ドリュオン作の「みどりのゆび」。岩波の新書として出ていますが、レザー調の厚紙をカバーにすることで、ちょっとハードカバーの趣になりました。本棚に飾っておいても目に障りません。それにしても児童書を大人になってから読んでみると、なんとその奥の深いこと。人の世の幸、不幸そして争い事をテーマにしたこの作品は、今でも充分生き続けているといえるでしょう。
因みに私はグリーンフィンガーではありません(きっぱり)ので、是非そういう友人が欲しいと思っています。
ご注意:
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コアラ
何かしら作ったり、絵を描いたりと手を動かしているのが好きです。でも、街に出て目新しいものを捜すのはもっと好きです。
ガーデンファームってご存知ですか? イギリス発祥のガーデニングの延長ともいえる小規模な家庭農園のこと。花を育て、家畜を育て、家庭で食べる分の農作物や果実を収穫し、自然と生きるこのライフスタイルは、今密かなブーム(?)です。
そんなくらしを夢見る平凡な主婦、わたくしコアラが得意のクラフトをご披露しながら、憧れのガーデンファーム・ライフ”の香りをお届けいたします。ちなみにメグミとは” 自然の恵み”のこと、私の名前じゃないですよ。
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