すっかり雪の正月となりましたがファームの生き物たちはみな元気です。きびしい寒気は かえって眠っている五感を呼びさまし、頭を冴えさせてくれます。そして この寒さがあるからこそ、春の喜びもひとしおなのでしょう。

とはいうものの、野鳥たちにとってはエサのない辛い季節。我が家のエサ台は彼らのレストランになります。

穀類やくだものを置いておくとまず ちいさな勇気あるすずめが舞いおり偵察がてらエサをついばみ始めます。続いて数羽のすずめたちが来ると ひよどり、鳩など少しずつ大きな鳥たちがやってきて、「早く席を譲れ!」と言わんばかりに我がもの顔で食事をするのです。

キジバトは絵になるほど美しい鳥。その殆どがカップルでやって来ます。(最近は、最後にからすが来ることも多くなりました。)

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ただ、そんな少し大きめの鳥たちでも野良猫に襲われることもあり、こんな小さな庭にも自然界の厳しさが感じられます。この、冬のファームでのひとコマを布で作り、花びんにしました。上部をカットしたペットボトルに厚手のフェルトをすっぽり被せ、手書きの布(防水)をアップリケしてあります。底の方にカーテン用のおもりが入っているので安定性も充分です。

雪の日、エサを求めてやってきたきじ鳩のカップル。その様子を下から伺う子猫のジル。ファームいち面倒見の良い雌のジャックラッセル・テリヤの「はな」は、そんなジルが野鳥に悪さをしないか心配でたまらず居ても立っても居られないようです。

白いコデマリ草はとてもきれいですが、玄関先の沈丁花はまだ固いつぼみのまま。咲いたらまた写真をのせます。

その時は、きっともう春間近ですね。

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M.G.ファームより


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コアラ

何かしら作ったり、絵を描いたりと手を動かしているのが好きです。でも、街に出て目新しいものを捜すのはもっと好きです。 ガーデンファームってご存知ですか? イギリス発祥のガーデニングの延長ともいえる小規模な家庭農園のこと。花を育て、家畜を育て、家庭で食べる分の農作物や果実を収穫し、自然と生きるこのライフスタイルは、今密かなブーム(?)です。 そんなくらしを夢見る平凡な主婦、わたくしコアラが得意のクラフトをご披露しながら、憧れのガーデンファーム・ライフ”の香りをお届けいたします。ちなみにメグミとは” 自然の恵み”のこと、私の名前じゃないですよ。